鈍足ランナーのIT日記

走るのが好きな5流のITエンジニアのブログ。

趣味の範囲は広いけど、どれも中途半端なクソブロガー楽しめるWebアプリを作ってあっと言わせたい。サーバーサイドPerl(Mojolicious)、クライアントサイドVue.js。Arduinoにも触手を伸ばす予定。

YAPC::Okinawaに行ってきた

昼まで働き、羽田からANA477便に乗って那覇へ向かった。
機内ではグラム単価アプリを実装を進めてゴリゴリ動かしたりしていた。
前夜祭はチケットを取ろうか迷っていたら売り切れてしまったので、スーパーでおみあげ
をゆっくり見る計画を立てた。

那覇に着いてモノレールに乗り換え、スーパーへ向かう。
黒糖生姜と、ゴーヤヤンプルーふりかけをチョイス。あとは夕食のおにぎりと
朝食用には沖縄のパンメーカーの菓子パンを買った。(ゼブラとりんご)
ボリューミーでいい感じ。yapcを乗り切るには朝食もたくさん食べる必要がある。

ホテルは西鉄ホテルで設備は新しいし、ベットも広いし超快適。
翌日は発表したりしないので緊張ゼロなのに、深夜に起きてしまいあまり眠れなかった。
朝ランニングは首里城に行こうと決めていて朝起きて向かった。
日が昇るのが遅くて、よく見えなかったけれどなんとなく雰囲気はつかめた。

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帰りには雨が降ってくるは道に迷うはで散々でホテルに帰ってきたのが7:20前に
なってしまった。菓子パン(りんごのみ)を頬張り、すぐホテルを出て県庁広場前に行こうとしたが
よく調べていなくて道に迷い結局タクシーで向かった。まぁ雨が強かったからよしとしよう
広場前にはすでに人がいっぱいいて知っている顔もちらほら見えて安心した。

OISTへは結構早く着き、A会場の椅子に背もたれ早朝の疲れをとり備えた。

午前はA会場に居座り、発表を聞く。

@charsbarさんのトーク

アビニョンの橋の上は昔持っていた電灯にオルゴールが付いていて
よく聞いていました。実物を初めて見ました。
翻訳の仕事とperlのカンファレンスの予定を旅をするところとか
参考になりました。PAUSEのMojo版を作るなど精力的に活動されています。
カンファレンスは1回目はお客様扱いしてくれるけど、何度も足を運ぶことの大切さを説いておりました。

@kazuhoさんのトーク

なぜ高速化するのか?それはユーザの離脱(売上)に響くからという出だしだったと思います。
HTTP2のお話は帯域が太くなればなるほど、HTTP1では有効利用ができなくなる
など図を駆使して説明していてわかりやすかった。
DOM CONTENT LOADEDと、ページ全体の読み込み時間という話題も出てきました。

ベンチマークについてのお話も興味深く
Speed Index 複合的な指標(Googleが提案)という話
パケットのロス率(実際は8割ほどはノーロス)や、回線の速度、混雑度などで速度は変わり
実測することが大切とのことでした。

ベンチマークの取り方のやり方として
webpage test
Resource-Timing
Server-Timing

そろそろPerlでのHTTP/2について触れたい // Speaker Deck

PERLでHTTP2を動かすためには、どのモジュールを使えば良いか(Protocol::HTTP2)、コード&デモも交えて、
実際に動く様子を解説されておりました。
ブロッキングしないようにコーディングするのが肝要とのことでした。

お昼のお弁当

あいにくの大雨で芝生ランチは実現できませんでしたが、席を増やしていただいて
無事にいただけました。
クオリティが非常に高いお弁当でした。
特にエビがぷりぷりしていてすごく美味しかった!!

曖昧な文脈自由文法となんか理論的な話

2部に分かれていて、1部はバックトラック型で繰り返しの中に繰り返しがあるとresouce limit exceeded
が発生してこけるという問題。22の壁という言葉はないとか面白く紹介していました。

後半は、無曖昧でないという言葉が出てきたりしました。
正規表現は無曖昧化できるという話で、コードもありますという話。
英語の光陰矢の如しは色々と解釈できるという話も出てきました。

High (Availability|Performance) WebSocket for Perl Real-Time Application // Speaker Deck

責務を分けて、1つのミドルであれこれすることもできるけど
それは敢えてやらない。土管に徹するという話が出てきました。
ロードバランサ、Web,kuiperbeltで役割分担。
そうすることで、コールバック地獄のようなことにも陥らない
スッキリした構成でコーディングすることができます。
あと、自分がミドルを頑張るからアプリもいいもの作ってという
話もとても感心しました。

The World of Inline Module // Speaker Deck

Cの場合perlコンパイル時にCコンパイルもされて2回目はキャッシュして早く起動できる。
pythonのnumpyとPDLの速度比較は桁が違っていてnumpy圧勝でした。
inlineモジュールを作るために必要な手順をまとめておりました。

Perlコーディングテクニック2018 // Speaker Deck

最新のコーディングテクニックについて触れていました。
非常によくまとまっていて参考になるのではないかなと思います。

Perl6 ecosystem // Speaker Deck

akiymさんの発表を受けてstricutures使うときに、さらにPERL_STRICTURES_EXTRAをつけるといいよ
という話が出てきたりしました!
perl6のエコシステムについての解説をわかりやすくされていました。
その後オーサリングツールmi6の紹介がありました。

Everything You Always Wanted to Know About Numbers But Were Afraid to Ask

Perl6の数字表現は有理数になっているお話でした。0.1+0.2 = 0.3にならないという話から。

キーノート

引き抜かれ、引き抜かれ、最後は自分で応募して入った。yappoさんのHNの語源もわかりました。
まとめの「一人では何も成し遂げることができない」という言葉が深く突き刺さりました・・・
何も成し遂げることができていない自分。それは一人でするからかも。

LT

やはりまかまかさんのLTですね。-MOISTでモイストというセンス。非凡です、非凡すぎます。
懇親会でまかまかさんとお話したんですが、あそこであんなに受けると思わなかったとサラッと
おっしゃっていて、さらに大物感を感じました。

懇親会はひえひえのオリオンビール!最強でした。

2杯頂きました。ありがとう最強です。
シャイで声かけたのは、顔知っている人だけになってしまって
そこは反省
mishima.pmのサイトが落ちているかもというお話を@charsbarさんがしていて
今調べて見たら生きていました。ちょうど見たタイミングが落ちていたのかもしれません。
mishima-pm

宿泊はさらに足を伸ばして

その後、路線バスでホテル(伊武部)へ移動

リゾートホテルでついたときにはこんな感じ

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翌日は5:30から万座毛へ向かいランニング。

スタート時は真っ暗でしたが、ビーチを見ながら

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万座毛に着く頃には日がのぼり
綺麗な景色を見ることができた
途中で引き返さず正解

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帰路は外国人ランナーさんが「????」と声をかけてくれて
お互い手を上げて挨拶したり。インターナショナルな感じがして
いい感じ。

海岸線は歩道がしっかり整備されていて走りやすい。
ただし、細かくアップダウンが繰り返され若干大変。

朝食も美味しく。あとはリムジンバスで那覇空港へ。
羽田から三島へ帰りました。東京も三島も暖かかった

そんな感じでyapcもランニングも楽しめました

スタッフの方々、スポンサーの皆様
本当にありがとうございました